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創業から6年を経て考える、ファストドクターの「現在地とこれから」
ファストドクターは事業開始からまもなく6年半を迎えます。地域の医療機関が休診となる夜間や休日に、医師による医療相談や往診、オンライン診療などが受けられる独自の救急医療プラットフォームをつくり、事業を普及させてきました。
世界的なパンデミックとなった新型コロナウイルス感染症の拡大時に、自宅や宿泊施設で療養するコロナ患者さんに往診する医師の姿をテレビで見て、ファストドクターという医療サービスの存在を
大手IT企業から、医療ベンチャーへ。ITの力で、ファストドクターの成長を加速させる。ーファストドクター共同代表・水野敬志さんインタビュー【前編】
2016年、夜間往診プラットフォームを提供する「Fast DOCTOR(ファストドクター)」の立ち上げ直後から、医師である菊池亮さん(以下菊池)と共同代表を務めている水野敬志さん。
大手IT企業・楽天グループ株式会社(以下楽天)からベンチャー企業へ参画した理由や、共同代表として見据えるファストドクターの展望についてお話を伺いました。
大手IT企業からの転向。医療業界のベンチャーで、経営のプロが
日々変化し続ける環境で、自らの成長も実感できる。ーファストドクター共同代表・水野敬志さんインタビュー【後編】
◀ 前編はこちら
2016年、夜間往診プラットフォームを提供する「Fast DOCTOR(ファストドクター)」の立ち上げ直後から、医師である菊池亮さん(以下菊池)と共同代表を務めている水野敬志さんにインタビュー。
後編では、ファクトドクターという組織の魅力や、今後のビジョンについて伺いました。
日々急速に変化するベンチャー企業を、よりよい組織にするには。
──組織をつくる立場として、水野さん
365日、休まず患者さんの元に駆けつけた。ファストドクター創業ストーリー
2016年、夜間往診サービスを提供する「Fast DOCTOR(ファストドクター)」を立ち上げた代表取締役であり、医師の菊池 亮先生。
創業の背景から、未来の展望までお話を聞きました。
不要不急の救急搬送を減らしたい。「ファストドクター」が始まるまで
──まずは、ファストドクターを立ち上げた経緯を教えてください。
夜間救急の現場に携わる中で、不要不急の救急車利用がとても多いことが気になって