見出し画像

父の死をきっかけに、マーケターとして医療業界へ初挑戦。緊急時のユーザーの一番の理解者を目指して

今回はファストドクターのマーケティング部マネージャー 小出さんによる投稿です。

ご家族の原体験をもとに医療業界へ転身し、今担っていることと今後の展望について語ってくれています。

ぜひご覧ください。

小出 紘大プロフィール
岐阜県出身。ヤフー株式会社に入社。その後独立し、家族を軸にした事業作りとATARAでのマーケティングコンサルティングを行う。広告プラットフォーマー、コンサルティング・広告代理店の立場でマーケティングに従事。日々、自問自答するなかで「人生があと一年だったら?」という問いに対して「人生があと一年で終わらないようにしたい」という想いで、2022年ファストドクター入社。


何か父親を救うことはできないかと奔走した日々

僕のこれまでのキャリアは広告畑一色でした。そこからなぜ、ファストドクターに転職したのか。それは自分の家族が大きく関係しています。

僕が医療業界に転職したのは、自分の父親がきっかけでした。思い返すと、前職に入ったときも、独立したときもその原動力は父親(または父親のような人)を救いたいという想いだったと感じます。両親は僕が小学4年生のときに離婚。父親はずっとひとりで暮らしていました。僕の知らないところで楽しみはあったと思います。しかし、たまに会う父親からは悲壮感をよく感じていました。息子として父親には幸せになってほしい想いがある一方で、お金の管理がルーズなところが垣間見え、父親を疎ましく思う気持ちもありました。

それでも、何か父親を救う機会がないかと思い、夫婦仲を円満にするサービスや独身者が家族をもつサービスをつくるなど、遠回りなアプローチを試みていました。今思い返すと、直接向き合えない自分が未熟だと思いますが、当時はその想いで全力でやっていました。

そうしたなか、独立して1年半が経った2021年の春に父親はひとり家で亡くなりました。本当に突然の訃報でした。死んだら終わりだということを、身をもって痛感した瞬間でした。どんなにつらいことも、悲しいことも、楽しいことも、死んだら終わり。健康に生きることが、あらゆる営みの前提だと実感しました。

父親のことがひと段落したとき、気になって医療業界のことを調べてみると課題が山積みで、医療の狭間で手が届きにくく失われている命も多いことを知りました。それから自分は何をしたいのか、何をすべきか自問自答を繰り返すなかで、「人生があと一年だったら?」という問いに対して「人生があと一年で終わらないようにしたい」と思い、救急の領域で挑戦しているファストドクターに転職を決めました。

ファストドクターの「文化となる」というゴールに惹かれて

ファストドクターに入社した理由は大きく3つあります。

①「プロモーションのゴールは、プロモーションをしなくなること」というゴールにワクワクした

僕はヤフーにいるときから「広告は人のためになっているのか」と、ずっと懐疑的でした。広告では高いクリック率とされている10%であっても、90%の人には無視されている現実。その数値の裏側がどうしても気になっていました。もちろん、人それぞれに最適化された広告は新しい発見をもたらしたり、プロモーション企画にワクワクしたりすることもあります。それは間違いなく価値あるものですが、90%の無視している人にもいいと思ってもらいたいのです。そうした考えのなかで「プロモーションをしなくてもよくなる」つまり「文化となる」というファストドクターのゴールにとても惹かれました。救急時に「救急車!119に電話して」と誰もが思うように、「ファストドクターに相談して」が当たり前になる世界にしたいと、僕自身が強く思うようになりました。

志だけではなく、目先の仕事・環境が楽しそうだった

志はあっても今日、明日の仕事がしんどいのはとても苦しいものです。志という中長期のやりがいを感じつつ、毎日の短期的な楽しさもとても大切だと考えてます。選考過程で会った役員と、サービスの課題や今後やりたいことを話す時間はとても有意義で、面接以外でもファストドクターのことを考えることがとても楽しかったです。自分はここでなら頑張れると思いました。

マーケティングだけではなく事業に深くコミットできる

ファストドクターには、マーケティングこそプロダクト・事業開発に携わるべきという価値観があります。プロモーションだけではなく、新しいプロダクトを作りたい、プロダクトを磨きたい想いが強い自分にとって、幅広い経験が積めると思いました。

患者さんとファストドクターの架け橋として社会意義を感じながら働く

現在のファストドクターは急な体調不良や怪我をした方にサービスを利用してもらうだけではなく、有事に備えてアプリをダウンロードしてもらう施策(会員化)を強化しています。そこの立ち上げを直近の半年間で行ってきました。また、ファストドクターはサプライチェーンが長く、コールセンター、医師アサインチーム、看護チームなどさまざまな部署との連携が不可欠です。新規の取り組みのページや発刊物を作成し、患者さん視点でUXを最適化。患者さんとファストドクターの架け橋的な立ち回りも積極的に行っています。

入社してから良かったと感じたことは、なにより社会意義を感じながら働けていることです。そして、まだまだこれから大きくなっていく組織・サービスで、それらを自分たちで作っているという興奮があります。また、社員や業務委託、アルバイト、インターンなど、ファストドクターの仲間と働いていてそれぞれに「この人のここがいいな」と思える部分がたくさんあり、お互いに尊敬し、学びあいながら自分が成長できていると実感しています。

これから挑戦したいこととしては、3つあります。

①プロダクトの磨きこみ

サービスがユーザーに選ばれ、口コミが拡散していき、なくてはならないプロダクトになるためには、どんなにプロモーションがうまくてもそれでは不十分です。そもそも、そのプロダクトにユーザーが熱狂するほどの価値がなければいけません。そのためにはマーケターはユーザーの声に耳を傾け、ユーザーの一番の理解者であるべきです。そんな僕らが、よりプロダクトを良くしていく役割もどんどん担っていきたいです。びっくりするほど、素晴らしいファストドクターのプロダクトにしていきたいです。

②属人化・感覚的な部分を整理し、高標準化していく

ファストドクターは現在夜間・休日の診察がメインであり、診察時間内の混雑状況の管理を人力で行なっています。いつ患者さんからの相談が来るのかわからないという点で変数が非常に多いため、KPIの選定もまだ改善の余地がたくさんあります。変数を理解し、効率的な運用(自動化・マニュアル化)に取り組んでいきます。そして、各メンバーの業務負荷を軽くし、より頭を動かし大きな打ち手に取り組む時間を確保していきたいです。

③顧客像の精緻化とそれぞれの顧客戦略

誰もが急に体調を崩したり、怪我をする可能性があるため、ファストドクターは全国民を対象にしてサービスを展開しています。しかし、そもそもの対象が広いことや往診適応エリアとそうでないエリア、オンライン診療で対応しているエリアなど、状況はさまざまなので同じコミュニケーションは通用しません。そのため、それぞれの患者像を明確化し、居住地と状況に合わせて最適化したアクションをしていく必要があります。

ファストドクターの救急往診の文化を定着させるために

どれか一つでも当てはまれば、ファストドクターの環境にフィットするはずです。

  • 仕事が好きな人(所詮仕事と思っていない人)

  • ファストドクターの第二創業期を作っていきたい人

  • これまでのキャリアで努力した自信がある人

まずは気軽にお話しするところからはじめてみませんか。

ファストドクターの救急往診の文化を定着させるべく、一緒に探求していきましょう!

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!