社員を支える“称賛と感謝”の文化
こんにちは。
採用広報を担当している大塚です。
ファストドクターは現在、第7波の影響で多忙を極める日々を送っています。驚くほどの感染拡大により、公式連携する自治体から依頼される自宅療養者への診療依頼は第6波と比べて6倍以上となり、一般患者からの受付を一時的に停止せざるを得ない状況になっています。
もちろん、そういった状況を回避するためにも、
など、あらゆるスタッフを増強して第7波に臨んでいますが、それでもまだまだ対応が追いつかない…など、歯がゆい現状です。
そんな状況においてメンバーの支えのひとつになっているのが、社員が称賛を贈り合う【 #wow 】というSlackチャンネルです。
今回は、そのチャンネルで見つけた「メンバーのプロフェッショナルな対応が光る第7波対応」について、解説を交えながらいくつかご紹介したいと思います。
① 高齢者の命を救うチーム間連携に【 #wow 】!
【解説】
これは高齢者施設に入居中の85歳の女性のお話です。このエピソードのリスペクトポイントは2点あり、
が挙げられると思います。
「命の優先度が高いから」
短くも、重みのある言葉です。緊張感を伴う重たい判断を日々、気丈な心で繰り返して現場を動かす医療統括部には、内部の人間から見ても称賛と尊敬しかありません。
そこに隠れた注目は、提言したメンバーは「医療者ではない」こと。
行政支援担当は地方自治体との取り組みを推進するだけではなく、連携後に生じた患者対応やその後の処置、経過まで丁寧に「自分ごと」として注視し続けた結果、こうした気づきに繋がったのだと思います。
(そう考えると、彼の日頃の働きそのものが【 #wow 】ですよね。)
その結果、大事に至らずに済んだという高い想像力と柔軟なチーム間連携の象徴のようなエピソードです。
② 新人エンジニアが数日で現場負担の改善に【 #wow 】!
【解説】
現状の制度では、医療機関は全てのコロナ陽性患者をHER-SYS(ハーシス)という感染者把握システムに登録することが求められます。
個人情報から重症化リスクまで、「陽性者1人あたり10分」もの時間がかかるこの入力作業は、爆発的な感染者増となった第7波では大変な負担に。しかし、患者さまを国の保護下におくためには入力の遅れは許されない…。
そこで、社内のデジタル庁[ DX推進チーム・技術開発部 ]と[ 医療統括部 ]がプロジェクトを組み「自動入力システム」を自社開発したのです。しかも、現場のヘルプに即応してわずか数日で完成というスピードで、まさに「 医療現場をDXで進化させる 」ファストドクターらしい連携でした。
そしてこのエピソードの注目ポイントは、開発メンバー3名が新入社員であったということです。入社して2ヶ月足らずで第7波の混乱に巻き込まれながらも、即戦力として現場改善に貢献したことは、投稿者である[ DX推進チーム ]からの最大の賛辞だったと思います。
③ オンライン診療の未曾有の需要増に応えたチームに【 #wow 】!
【解説】
最後にもうひとつ、[ DX推進チーム ]からの投稿を。
彼は現在、オンライン診療のDX改善を担当しています。
感染者増に対応するため、この第7波ではオンライン診療が多用されていることは報道等で耳にした方も多いと思います。加えて、ファストドクターでは医療提供に課題を抱える地方部のオンライン診療も支援するなど、その需要は留まるところを知らぬ状態に。
この投稿は、突然の需要増に即応して医師起用に奔走し、過去最多の医師数を確保した[ リソース管理 ]、それに並走し、研修から現場デビューまでを地道に導き続けた[ オンライン診療 ]の両チームに贈られた、短くも力強い感嘆でした。
第7波の最中、7月13日に開設されたこのチャンネルは、現時点で投稿数は211。どんなに大変な時も「誰かが見てくれている」と思うととても嬉しいですよね。それをメッセージにしてみんなの力に変える【 #wow 】は、私も大好きなチャンネルです。
ちなみに、この3エピソードの共通点は「チーム間連携」と「即応」。これはファストドクターのVALUEにも表現されているキーワードです(このお話はまた今度)。
感謝を具体的に言葉にすることで、投稿を見ている側も「どうすればみんなが喜んでくれるか」を自然に受け取ることができます。
多忙を極める中でもこうして社員同士で称賛を贈りあうことが、この荒波を乗り越える原動力になっているのではないでしょうか。
まだまだ第7波の途中ー。
早く波が収まることを祈りつつ、また状況をご報告したいと思います。