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新規事業開発|入社から半年間で2つのサービスをローンチした高速事業立ち上げの魅力を語る

今回はタイトルにもあるように、入社して半年で2つの新規事業を開発した長野さんの記事です。

ぜひご覧ください!

長野 寛輝プロフィール
千葉大学工学部を卒業後、山田コンサルティンググループ株式会社に入社し、事業戦略/事業再生/業務改善プロジェクトを担当。2019年よりフューチャー株式会社に入社。戦略部門の立ち上げを行い、マネージャーとして、事業戦略、R&D戦略、オペレーション改革などのプロジェクトを担当。同時にヘルスケア部門の立ち上げも兼任し、新規事業開発を担当。2022年5月ファストドクター入社


医療領域の専門性を深めたい、事業を成長へと導く主体的な立場で

私は新卒で入社以降、2社ともコンサルティングファームに在籍していました。1社目は事業再生&オペレーション、2社目はテクノロジー&事業開発をテーマに領域を広げていきました。しかし、これまで想定していたキャリアを歩めていると感じる一方で、このままコンサルタントの立場で仕事をするのがいいのか、悩むようになりました。それはコンサルタントは長期的な事業成長や抽象的な議論が多く、この立場では主体的にプロジェクトを進められずに、具体的な施策の推進力が身につかないと考えたからです。これまでは自社の新規事業開発も兼務していましたが、純粋にこの割合を100%自分の業務として進めたいと思いました。

そして、これまで物流や製造業界の支援が中心のキャリアでしたが、医療の新規事業開発PJをきっかけに、医療業界における専門性を深めたいと思うようにもなりました。そこで、転職エージェントに相談しながら、漠然とした自分の考えをまとめ、①事業を成長へと導く主体的な立場になる、②医療領域の専門性を深める、この2点を目的に、転職活動を本格的に始めるようになりました。

元々、前職でヘルスケア事業の立ち上げ時に、オンライン診療のプレイヤーを調査したことから、ファストドクターの事業は知っていました。ちょうど転職活動時にエージェントから紹介されたことで、すぐに興味を持つようになりました。ファストドクターでは、SaaSやデータを提供している数多くの医療ベンチャーとは異なり、オペレーションに介入でき、直接的に医療DXを推し進めることができます。そして、医療現場や患者のペインポイントを解像度高く捉え、ユニークな事業開発ができると思いました。こうして転職活動を進めるなかで、「30代で職場環境や待遇が安定していたところから目まぐるしいスタートアップの環境へ飛び込むリスクを取り、大きなチャレンジをした」と歳をとってから振り返ることができる人生を歩みたいと思うようになり、ファストドクターには、そのチャレンジができる環境があると思ったので、入社しました。

お互いに認め合う文化のなかで、スピーディーに事業開発に取り組む

入社後の私は、約半年間で新型コロナウイルス患者向けのセルフメディケーションサービスとオンライン完結型のメンタルクリニック事業の2つのサービスをローンチしました。現在は3つの領域の事業開発に取り組んでいます。

1つ目は『ファストチェック』という医薬品ECビジネスです。第7波では急激に新型コロナウイルス感染症が広がり、医療リソースがひっ迫した状況において、症状が軽い方が医師の処方が不要で薬局やドラッグストアなどから購入できるOTC医薬品を使って自主療養できる、自宅完結型のサービスです。症状が重い方には、オンライン診療や救急往診とも連携できるようになっており、患者さんの利便性を高め、医療リソースの適正化も可能にするサービスです。

2つ目はオンライン完結型のメンタルクリニックです。重症化する前に医療にアクセスできていないという課題が最も顕著な領域の1つとして、精神科や心療内科の分野があります。この社会課題に対して、初診からのオンライン診療によって、受診のハードルを下げ、医療にアクセスしやすい環境の整備を進めています。

3つ目はリリース前の段階ですが、製薬会社向け事業で、製薬会社のマーケティング支援や治験支援を行う事業開発を進めています。

入社後に感じたファストドクターの魅力は、高速で事業を立ち上げられることです。経営陣の意思決定が早いため、仮説を立てた後に数か月かけて、調査・分析するような作業が発生せず、最低限の調査をして、検証へ進むため、スピーディーかつ柔軟な事業開発ができています。また、ファストドクターの社内では、お互いに認め合う文化があり、新規事業開発を進める上で他部署のメンバーに相談にいっても快く受け入れてくれます。事業開発の立場からすると、実はこれがとても嬉しいことでもあります。さらに、大企業から特長のあるソリューションを持ったベンチャー企業まで、さまざまな企業との連携があることも大きいでしょう。これらのことから、ファストドクターには根気強く物事を推進できる人、多角的な視点をもつ人がフィットすると私は考えます。

既存のサービスの進化、中長期的にはファストドクターの柱になるような事業開発を

今後は、既にローンチした2つのビジネスがより多くの方々のニーズに応えられるサービスになるよう、進化させていきたいです。そのために、新型コロナウイルス患者向けのセルフメディケーションサービスでは必要なタイミングでいち早く商品を届ける仕組みを強化し、祖業である救急プラットフォームとの連携を深めていきます。オンライン完結型のメンタルクリニック事業では、より高度なカウンセリングができる環境や本格的な心のセルフケアに必要なツールを提供するなど、引き続き力を入れていきたいです。

また、ファストドクターの新たな柱にすべく、製薬会社向け事業も育てていきたいと考えています。メタバースやブロックチェーン、デジタルセラピューティクス(DTx)のようなものは、すぐには直近のマネタイズには繋がらないかもしれないですが、3~5年後と中長期的にはファストドクターの柱になるような事業開発をしたいです。

実際に事業の立ち上げができる希少な環境

新規事業開発は企業としての採用ニーズは高いですが、実際に事業立ち上げができる環境は希少です。その点、私はファストドクターにきてから半年間で2つのサービスのローンチができており、推進力があればチャンスは多いと思います。医療オペレーションを握っているファストドクターだからこそ、シナジーが見込める事業領域は幅広く、ユニークなキャリアを歩める環境ではないかと思います。

ファストドクターでは、新規事業開発を積極採用活動中です!ストーリーを読んで気になった方、ぜひ一度カジュアルにお話ししましょう!

みなさまにお会いできますことを楽しみにしています!