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今しかできない「土台作り」が、会社の成長を支える。総務マネージャーが語るファストドクターの魅力とは

今回は、総務グループのマネージャーとして「社員が業務をスムーズに行うための体制構築」と「会社の成長のための基礎作り」を担う馬司 利治さんのインタビュー記事です。ファストドクターに転職した理由、ファストドクターだから経験できる総務としての仕事についてなどを伺いました。

馬司 利治プロフィール
大学卒業後、大手衣料品メーカーにて販売員・商品管理・営業などの経験の後に管理部門へ異動し総務業務に従事し、コロナ禍を契機として組織改革や業態変革の企画立案に着手する。2023年1月にファストドクターに入社し、総務マネージャーとしてファストドクターの土台作りに尽力している。

「今」しか経験できない会社の土台作りを通じて、新しい医療インフラとしての社会貢献を果たすために

ーーはじめに、転職のきっかけを教えてください。

馬司:
前職がコロナ禍で不況に陥っていくなかで、転職を検討しはじめました。「このまま前職に骨を埋めるか、チャレンジするか…」と迷ったところだったのですが、年齢的に最後のチャレンジになるかもしれないと思い、転職を決意しました。

転職活動の軸は「総務として働きながらSDGsにも貢献できる会社」という観点で選びました。新卒で平社員として働きはじめて管理職までを経験した内、総務として約15年間働いたのですが、長年培った総務の経験を活かせる会社の方が、自分のスキルを活かせると思ったんです。また、前職にいた時に東日本大震災にあったのですが、その時に水や電気などの資源の節約を意識しなければならなくなり、「省エネ」に携わることになりました。そのなかで環境問題にも関心が向くようになり、転職後にもSDGsに関われる会社が良いと考えていました。

ーーファストドクターはSDGsを大々的に掲げているわけではありませんが、どういう点に共感していただけたのでしょうか。

馬司:
大きくいうと「世の中の人を救う」という視点ですね。SDGsの目標の1つには「すべての人に健康と福祉を」という項目があり、健康と十分な医療を受けられることというのが掲げられています。面接時に会社紹介の資料が一緒に送付され、その中にファストドクターのMission「生活者の不安と医療者の負担をなくす」とVision2030「1億人のかかりつけ機能を担う」が書かれており、幅広く平等に医療を提供できる世の中を作ろうとするファストドクターの理念や事業にとても共感しました。そのため、ファストドクターにジョインし、今後ファストドクターが誰もが必要な時に必要な医療が受けられるための新しい医療インフラになっていくことで、SDGsに貢献できると考えました。

ーーなるほど、ファストドクターの目標などを見ていただいていたのですね。スタートアップ企業という点も転職に影響していたのでしょうか。

馬司:
そうですね。総務グループ マネージャーという役職をいただき、会社が成長するための土台作りを経験できることも転職を決意した理由です。これまで様々な会社の代表取締役や創業メンバーとなる方とお話させていただくことがあったのですが、会社の土台作りというのは会社が大きくなっていく時期にしか経験できないものだと痛感していました。自分のキャリアとしては完成された組織のブラッシュアップやアップデートにしか携われなかったので、「今だから経験できるものがある」と確信しました。そして、ファストドクターが将来大きくなって本当に日本の医療インフラとして確立したときに、「ここに携わっていたんだよ」と家族に言いたいですし、絶対に自慢してしまいますね(笑)。経営管理部のメンバーとも「あの時本当に大変だったけど頑張って良かったね」とファストドクターが大きな会社になったときに言い合いたいなんて話もしています(笑)。

ーーちなみに、大手からの転職はご家族に反対されなかったのでしょうか。

馬司:
されませんでしたね。むしろ妻はファストドクターのことを知らなかったのですが、事業内容を伝えたときに「すっごくいいじゃん!」と言って、背中を押してくれました。妻はおそらくワンオペ子育てのなかで医師に助けられる経験をたくさんしていて、夜間救急では行く場所が見つからないことも割とありましたからね。「今、子どもが小さかったら、絶対に使ってた!」とも言っていて、ファストドクターの活躍を目の当たりにしたくて、僕が発熱したときにもファストドクターを呼ぼうとしていました(笑)。もちろん、僕以外に医療が必要な人を優先するために全力で止めましたけど(笑)。たまにネットで調べて出てきたファストドクターの記事を僕に送ってくることもあります。僕よりも率先して記事を探してくれるので、「この記事どこで見つけてきたんだろう?」と驚くこともありますね(笑)。家族は会社のファンになっているんです。

「総務の仕事だけど一緒にやろうよ」というファストドクターの魅力的な雰囲気

ーー現在は総務としてどのような働き方をされているのでしょうか。

馬司:
「スタッフがスムーズに業務を行うためのサポート体制構築」と「将来の成長のための基礎作り」です。具体的には、社員のみなさんが関わるバックオフィス関連全般や会社規程作成といった内容です。今は社員から依頼されることにひとつひとつ対応していますが、自分たちで会社の基盤を作るようなイメージで仕組み作りに取り組んでいます。依頼を受けて動く仕事だけではなく、総務から「それやりますよ!」と言えるようになりたいですし、そのぐらいの余裕を持って仕事ができるチームにしていきたいですね。

ーー嬉しい心意気です。会社がさらに強固になると感じます。ちなみに、「ファストドクターの総務」には何か特徴はあるのでしょうか。

馬司:
総務の特徴というよりは会社の特徴というかカルチャーになると思うのですが、ファストドクターには「みんなで力を合わせよう」というムードがすごくあって、これはとても特徴的だと思います。なので、全員広報ならぬ、全員総務というところでしょうか。自分の部署でも他部署でも、部門の垣根を越えて手を貸し合っていて、本当に素晴らしいです。前職では部署ごとに業務内容が決められていて、他部署には関わらないことが当たり前でした。「それって総務がやることでしょ」と丸投げされて放置されることも少なくありませんでした。今は「総務の仕事だけど一緒に改善していこうよ」という雰囲気があります。僕が入社した後に入った社員たちも同様で、僕が着手する前に「ここもやらないといけないですよね」と言われ、はっとすることもあります。

ーー広報が動くときにも、率先して社内環境を整えてくださりましたよね。とても感謝しています。

「やりたい」が溢れている人と一緒に、ファストドクターでチャレンジしていきたい

ーー入社後に感じた、「ファストドクターで良かった」と思うことは何でしょうか。

馬司:
みんなが前向きに意見を交わしていることです。良い事業を作るには耳障りの良いことだけではない本音の議論が必要ですが、それがちゃんと行われているところが素晴らしいです。「何を言われるんだろう…」とドキドキすることもあるのですが、良い事業を作るという共通目標があるので安心して議論に参加できます。そうを感じることは、ファストドクターに来て良かったと感じる一番のポイントですね。

これまでの経験では、リスクのあるような取り組みに対して、責任逃れを想定した指摘をして事業推進を鈍化させる発言を耳にすることもありましたが、ファストドクターではそういった発言は全くありません。前向きな議論は課題に前向きに取り組むことにつながりますし、気づけば一歩二歩先の世界まで進んでいたりします。

ーー会議でもそう感じることはとても多いです。馬司さんはどんな人がファストドクターにフィットすると思いますか。

馬司:
自分で課題や疑問を見つけ、それをスタッフと話せる、そして「やりたい」が溢れている人
ですかね。今の職場で、自分がやりたいことを周りに話すけれどもうまく進まずに諦めた経験がある人は、チャレンジすると良いかもしれません。先ほども話しましたが、前を向いて議論してくれる人たちが多いので、 自分が思った方向でなかったとしても何かしらの形になっていくことを経験できると思います。

ーー最後に、ファストドクターの総務への転職を検討してくださっている方に向けてメッセージをください。

馬司:
ファストドクターはスタートアップですので、今しかできない土台作りなどを経験することができます。出来上がってしまった後にはブラッシュアップやアップデートという仕事がありますが、土台作りは今しか経験できません。それが総務としての貴重な経験になると思います。僕のようにスタートアップでの経験がなかった人でも、頑張ろうという気持ちがあれば来ていただきたいですね。そこに全てがあるかなって感じです。

文:喜多 一馬

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